乳腺炎になったときの話

私は、過去に長男のときに2回、次男(現在進行中)で2回乳腺炎になりました。私が思うには、インフルエンザよりもキツイ、地獄のおっぱいの病気だと思います😱どんなものなのか、や対処法等を乳腺炎になった人や、これからならないように対策として記事に書いておこうと思います。

まず、長男の時には長男が週数34週と6日で産まれてきた2160gの低出生体重児だったため、1ヶ月間はNICUで長男だけが入院していました。母子ともに離れての生活だったので、低出生体重児で産まれた長男にとって母乳が最大の栄養素だったので、毎回搾乳してNICUまで届けていました。私が、産後病院に入院している間は、夜間も授乳の30分前に起きて、搾乳して助産師さんにNICUまで届けてもらい、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れて子に飲んでもらっていました。

長男が産まれた時は、コロナが大流行する1週間前位だったので、面会等もより厳しく、母親父親以外はNICUに1ヶ月間は入れませんでした😂。 

私自身の胸が片方の乳首が扁平乳頭で、もう片方の乳首が陥没乳頭という、トラブルおっぱいだね〜😣と助産師さんによく言われていて、おっぱいマッサージをよくしてもらっていたのですが、痛すぎて痛すぎて本当に辛かったです😭その病院では母乳育児信仰が強くて、夜中も叩き起こされ、おっぱいを揉みしだかれ、無理やりちょっとでも母乳を出して、子に持っていくという、まるでおっぱいのスパルタ教育。直接授乳ではなく、搾乳なので、毎回3時間より1時間前に起きておっぱいマッサージから始まるので、もう眠気と精神は限界まできていました。それでも、母乳を届けなくては、、、早く産んでしまったのだから、母乳だけでも届けないと、申し訳ない。等、産後鬱的なものもあったのでしょう。毎日ボコボコに固まるおっぱいの痛さに、泣いて泣いて、無理やり搾乳して母乳を絞り出してました😭。こんなにも人生で自分のおっぱいを触って、色んな方向に揉んで、ぎゅっぎゅっとつまんで絞り出して、、、そんなこと初めてで、自分はおっぱい製造マシーンにでもなってしまったのか!?と思うほどおっぱいに向き合っていた入院期間でした😞

入院3日目には初めての直接授乳でした。

嬉しいなあ〜🤭やっと子どもに直接おっぱいをあげれるんや〜✨いっぱい飲んでくれるかな〜搾乳ではよく出とる方やし、絶対飲んでくれるわ〜可愛いやろな〜❣️とウキウキワクワクしながら、NICUに向かうと、そこには想像もしていなかった事態が、、、😱。

助産師さんが、保育器から我が子を抱っこして「はい、じゃあお母さんおっぱい上げてみましょうか〜、おっぱいマッサージしてからどちらのおっぱいでもいいので上げてみましょうね〜♫」

私「はい!」ドキドキするなぁ、嬉しいなぁと思いながら我が子を抱き寄せおっぱいを出して我が子の口にあてると、、、

チュパッチュパッ!ぽろん、ぽろん、あれ?もう一回!チュパッ!ぽろん、チュパ!ポロン、、、「ホヤァァァー!ホヤァァァー!」おっぱいに吸い付くことができず、我が子が泣き出してしまいました。

助産師さん「お母さん、おっぱいが陥没乳頭なんですね、、、赤ちゃんの口がとっても小さくて哺乳力が弱いのと、お母さんの乳首が中に入ってしまっていて出ていないので、赤ちゃんが吸うのが難しいのかなと思います。今のままでは直接授乳は厳しいので、ニップルガードを付けて授乳してみましょうか。」

私「ニップルガードって何ですか?」

助産師さん「ニップルガードは乳首を保護する役割もあるのですが、シリコンの乳首の形をしているもので、乳首の上からつけると乳首の役割をしてくれるので、その上から赤ちゃんが吸うと母乳もそこを通じて飲むことができるので、吸われることによって段々乳首も出てくるかもしれないし、赤ちゃんも直接母乳を飲むことができるかもしれないので、ニップルを着けてみての授乳をしてみましょうか。」

私「ほぉおお〜そんな役割があるんですね!すごい✨じゃあ、してみたいです」

助産師さん「じゃあ持ってきますね!ちょっと待っててくださいね〜」

「はい!これがニップルガードです。サイズはMサイズにしました。ちょっと付けてみてください〜」

この、乳頭保護器(ニップル)はサイズがあり、S.M.Lの3種類があるみたいです。

カポッとはめてみると、自分の手でおさえておかないと、くっつかなかったので

私「こんな感じでいいんですかね?あまり、安定してないんですけど😳」

助産師さん「そんな感じで良いですよー後は赤ちゃんに吸ってもらいましょう✨吸ってくれるかな〜?」

えいっと息子を抱えて、少しニップルの中に母乳を垂らして何とかくわえさせてみると弱々しくですが、くわえてくれました😳

チュッチュと吸ってくれましたが、本当にちゃんと飲めてるのか?と思いながら両方の授乳が終了。

スケール(体重計)で測ってみると計測前より左側は10グラム、右側は2グラム増えていました。

私「えっ増えてる!今まで直接授乳しても、増えたことなかったのに😂」

助産師さん「お〜すごい!!じゃあニップルがあってるのかも✨これからは、付けて授乳してみましょうか🙂」

私は、搾乳では片方だけでも60ほど取れるのに、直接授乳では一度も体重が増えていたことがなかったので、ニップルをつけての、少しながらの増加にとても喜びました。

ですが、次の日、そのまた次の日とニップルをつけても片方で2グラム程しか増えていなかったのと、ニップルをつけての授乳が難しかったのと、自分の胸の形にはあまり合っていなかったのかもと思い、結局やめました。

それから一週間で、私だけが退院し、息子が退院するまでの一ヶ月近くは搾乳した母乳を一日一回病院まで毎日持って行きました。まとめて3時間置きに搾乳したものを冷凍して、持っていきました。

息子と離れての生活で、家にいないので、自分で3時間おきにアラームをかけて起きて搾乳するのですが、産後疲れなのもあり、実際に横で泣いているわけでもなかったので、そのまま寝過ごしてしまう時もたびたびあり、段々と授乳の時間も空いてしまい、搾乳しても取れる母乳量が減ってきてしまうのが目に見えてわかりました。

病院で冷凍母乳を渡すときに、助産師さんに「あれ?少し少ないですか?ちょっとおっぱいの出が悪くなってきたのかな?3時間おきに起きて搾乳できてますか?眠たかったら全然疲れとってくれていいんだけど、なるべくおっぱいの量減らないように、頑張って絞ってくださいね!」

と言われ、「ミルクも足しておくから大丈夫ですよ〜」と言われるのが普通に言ってくれてるだけなのに、産後うつも少しあったのか、とても自分が悪いことをしているような気分になって何しとるんやろ、息子頑張っとるのに、何自分寝てもとるんやろ、一緒に退院しとったらお母さんみんな頑張って起きてミルクあげてしとるのに、あかんなぁ〜と罪悪感いっぱいになってしまってました。

ミルクでも良かったのに、ミルクでも赤ちゃんはちゃんと成長するのに、その産院では母乳育児信仰?が本当に強くて、母親は母乳で育てないと!自分はあかんのや〜と暗い気持ちになってしまってました。

その後、無事に息子も体重が3000gまで増えて体調も良好だったので退院。

やっと、息子との新生活が始まりました。

退院した頃も、まだ直接授乳は出来ていなかったので、毎日息子が泣く1時間前に起きて搾乳して、息子が起きてから搾乳をあげて、息子が寝てから搾乳器や、哺乳瓶を洗って煮沸してやっと自分も眠りについて、、、そうこうしてたら、また1時間後くらいに起きて搾乳して息子が起きてあげて、また使い終わった搾乳器を洗って煮沸して、、、の毎日で、睡眠時間は本当になかったなぁと思います。

この続きはまた次回に、、、😇